名古屋で行われた第34回臨床内分泌代謝Updateに参加しました。
名古屋で行われた第34回臨床内分泌代謝Updateに参加しました。当科のメンバーは以下の8演題を発表しました。
最優秀ポスター賞選考セッション「AQP2ドミナントネガティブ変異による部分型腎性尿崩症の1例」勝又先生、口演(診断と治療に難渋した症例)「ANCA陽性で下垂体生検を施行しリンパ球性下垂体炎と診断した一例」田中先生、ポスターセッション「術前診断に苦慮した副腎神経節細胞腫の1例」玉城先生、「骨髄脂肪腫術後晩発性副腎不全を呈した21水酸化酵素欠損症の一例」高橋菖先生、「リチウム製剤使用中に高Ca血症、腎性尿崩症を呈した一例」井上先生、「下垂体卒中後に寛解したと考えられる先端巨大症の一例」森口先生、そして高橋教授のUpdate「下垂体炎の新たな病態」とランチョンセミナー「Cushing症候群-エキスパートになるために知っておきたい重要な病態」です。
勝又先生は猛練習して素晴らしいプレゼンをしていましたし、玉城先生の副腎の症例に聴衆の先生方はこんな症例あるよねと頷いていました。田中先生の症例はまさに診断・治療に難渋した下垂体炎でうまくまとめていました。今年4月に当科に入局した井上先生、森口先生も初めての学会発表に緊張はあったかもしれませんが、しっかり準備して堂々と発表している姿は頼もしかったです。高橋菖先生はポスター発表での優秀発表賞(ぴよりん)おめでとうございます。いずれの先生も受け持った症例を掘り下げ、考察を加えて頑張って発表してくれました。
今回は皆自分の発表だけではなく、さまざまなセッションで一生懸命勉強していましたし、学会発表ではためになるコメントや質問もたくさんいただきましたので、今後に活かしていきましょう。