名古屋で行われた第96回日本内分泌学会学術総会が無事終わりました。
今回は症例報告、レセプトビッグデータ解析、シンポジウム等合わせて中上先生が「APOA5変異を有する2型糖尿病合併原発性高カイロミクロン血症妊婦の一例」、岡田先生が「高K血症を伴う若年性高血圧: KLHL3遺伝子にde novo変異を認めた偽性低アルドステロン症II型の1例」、小泉先生が「レセプトビッグデータを用いた妊娠後骨粗鬆症の実態の解明」、紙谷先生が「レセプトビッグデータ解析により明らかになった免疫チェックポイント阻害薬による1型糖尿病の特徴と予後」、中島先生が「レセプトビッグデータを用いた食習慣による骨粗鬆症リスクへの影響の解析」、西岡先生が「レセプトビッグデータによる内分泌代謝疾患の病態解明」、高橋教授がシンポジウムで「さまざまな立場から見た成人GH分泌不全症の治療―内科の立場から」についてそれぞれ発表を行いました。
いずれも予演会で十分練ったものだったので皆さん素晴らしい発表になったと思います。そして私たちの研究についてもかなり注目されることが増えてきました。糖尿病学会に引き続き私たちの講座の存在感もアピールできたと思います。今回、現地参加で様々な先生たちと交流できたことも大変有意義でした。これから非常に面白い論文が続いて行きます。引き続きメンバーと楽しく勉強していくとともに、患者さんのためになる発見、発表を目指していきたいと思います。