第65回日本糖尿病学会年次学術集会に参加しました。
神戸で行われた第65回日本糖尿病学会年次学術集会に参加しました。
当科からは公衆衛生学教室との共同研究のレセプトビッグデータを中心に下記の多数の発表を行いました。現地での発表、ディスカッションは大変実りの多いものでした。研究カンファレンスでは熱く議論して皆論文に向けて頑張っています。
岡田先生:健診・レセプト情報連結データベースの縦断的解析による疾病予測:eGFR slopeによる透析ハイリスク患者の抽出
中島先生:レセプトビッグデータを用いた食習慣による2型糖尿病発症リスクの解明
毛利先生:2型糖尿病患者の元来の性質と情報収集行動、HbA1cとの関連
紙谷先生:糖尿病患者ではSGLT2阻害薬により下肢切断が増えるのか:レセプトビッグデータを用いた疫学研究
西岡先生:1型糖尿病発症リスクにおける環境因子と遺伝因子の定量化の試み: レセプトビッグデータ解析
小泉先生:レセプトビッグデータを用いた妊娠後骨粗鬆症への糖尿病の影響の解明
そして奈良県立医大医学科学生の下記の3人も立派に発表してくれました。
竹下さん:レセプトビッグデータのクラスター解析によって明らかになった高度肥満の不均一性
永島君:環状2番染色体に合併した若年発症糖尿病の一例
森田さん:レセプトビッグデータを用いたSGLT2阻害薬による糖尿病網膜症進展防止効果についての解析
さらに紙谷先生の発表は日経メディカルが取り上げてくれました。
https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/hotnews/int/202205/575033.html