紙谷史夏先生の症例報告論文Combined Hypophysitis and Type 1 Diabetes Mellitus Related to Immune Checkpoint Inhibitors がJ Endocr Socに出版されました。
紙谷史夏先生の症例報告論文Combined Hypophysitis and Type 1 Diabetes Mellitus Related to Immune Checkpoint Inhibitors がJ Endocr Soc
に出版されました。
私たちは免疫チェックポイント阻害薬の内分泌irAEである下垂体炎と1型糖尿病の合併例を3例集積し、神戸大学の福岡先生、藤田先生たちと共同で発表しました。これまでの報告と合わせると、ほとんどがPD-1阻害剤によって発症し、中央値24週で下垂体炎が、32週で1型糖尿病が発症していました。いずれも適切な治療を行うと生命に関わるirAEなので注意が必要です。